頑張りすぎに要注意

家庭で病人やお年寄りを介護するのは重労働で、気苦労の多いものです。ましてや高齢化社会の老人介護は、介護者も若くはありません。介護も長期になると介護をする人のほうが倒れてしまうケースもありますので、介護者自身の健康管理も十分行う必要があります。
家庭で介護をする場合、どうしても一人に負担が集中しがちですが、いかにその負担を分散させ、上手に手を抜くかが介護を長続きさせる秘訣になります。一人でやるのは無理なんだということを家族に認識させるのが重要です。
現在は家庭介護に関する公的、私的サービスは様々なものが沢山あります。これらを積極的に利用しましょう。

焦ってはいけません

お年寄りになると、あらゆる動作がゆっくりで、何をするにも時間が掛かります。お年寄りができることは、たとえどんなに時間が掛かっても自力でやらせる事が寝たきりになることを防ぐポイントです。イライラすることもあるでしょうが長い目で見れば、お年寄りのペースに合わせて介護するほうが、負担は少なくなるはずです。
イライラが高じてついつい手を出してしまいがちですが、できることをお年寄りから取り上げてしまうと、できることもいつの間にか自分ではできなくなり、介護が必要になってしまうのです。

寝たきりにさせない

脳卒中でリハビリをやらず動かすことのできる手足も、動かさないままでいると、開節が硬くなり、筋肉が萎縮し、座ることも立つこともできなくなってしまいます。また、寝たきりになることにより、精神的に知的刺激が不足してボケ症状も現れてきます。こういったことをあらかじめ予想して、動かすことができる部分は意識的に動かし、寝たきりにさせないことで、症状の進行と悪化を防ぐようにしましょう。

スポンサードリンク

無理をせず「何ができるか」を考えよう

お年寄りがどんな症状で、どんな状況にあっても、介護する人にできないことも山ほどあります。このように、できないことに目を向けるのではなく「何ができるのか」を考え、前向きな姿勢を持つことが大切です。そして何よりもお年寄りの自立を妨げないようにしましょう。できることをやれば良いのです。それにより介護する人の負担を軽くすることができるのではないでしょうか。